インスピアノの日々

インスピレーションのままにピアノを弾き、旅するように日常を生きる。その記録。

新しい自分になる~自分のこだわりをはずす~

春分前日
ストーリーテラーYumicoさんと、インスピアノを合わせさせてもらいました。

本当は3月10日にやるはずだった「インスピアノ×内なるこども」というイベント。

ストーリーテラーとして、自分が思い浮かべたビジョンを、いくつものお話として、書きためていた彼女は、私をfacebook上で見つけてくださり、この日を大切に計画し、「桃初笑」の日に、彼女のはじまりをサポートすることになっていました。

しかし、コロナウィルスの影響で中止を余儀なくされ・・・・

それは仕方のないこと。

それでも、この日に合わせて、ふたりで打ち合わせや練習を重ねてきました。

 

 

☆はじめての練習の様子の動画

 


「インスピアノ×内なるこども」リラちゃんときんいろのもうふシリーズ「いしだたみ」その1

 

しかし、実をいうと、朗読に合わせて何度かインスピアノを弾かせてもらってきたのですが、本当に難しくて、どうしたら、二人のエネルギーが交流するのか

分からないままでした。

 

そして、3月19日、もう一度、やりたい、と、近所のホール、「ステッチ」を予約しました。

試行錯誤の様子を含めて、お客さんにも見てもらいながら、それを撮影することにしました。

 

むしろ、コロナのおかげで、覚悟を試されましたし、一回限りでイベントが終わるのではなく、Yumicoさんと、こうやって何度も打ち合わせたり、お互いの心をすり合わせていく過程が経験できたのでした。動画をYouTubeにアップするということも含めて。

 

 

そして、ずっと、できなかった「手ごたえ」をつかむことができました!

玉川上水のステッチさんも、今回で7回目。

来月この地を離れる私にとっては最後の機会となります。

 

何度か合わせてみても、私のピアノの音が大きすぎ、声とのバランスが悪かったり、どうも何かが違うという感じで、二人だけでやってもなかなかわからなかったんです。

ただ、音量の問題だけではなく、もっともっと調和するためにどうしたらいいのか。

 

私としては、がっつり自分の世界に入らないと「インスピアノ」ではなくなるんじゃないか、相手の声に合わせてやると、BGMになってしまう。生き生きと弾けなくなってしまう。そんなことを恐れていて、彼女には、自己満足に陥ってはいけないという、自己への戒めと、周りが気になりすぎため、集中が難しいという面があり、ちぐはぐになってしまう。

 

そもそも、「インスピアノ×内なるこども」というタイトルですが、リラちゃんという女の子はゆみこさんのインナーチャイルドの物語。リラちゃんが金色の毛布にくるまって、色々なところに運ばれて行って、素敵な世界を体験するお話です。

 

エネルギーの交流が途切れると、集中を欠き、長く長く感じてしまう。今回も1回目は「もっと、間を入れた方が」とかいろいろ頭で考えすぎてしまって、時間が気になるということが起こってきました。


その場に来てくれた友人に、お客様として感想を伺いながら、

相手の音をよく聞きあうというのがポイントで、スペースを大事に、ということを

大事にしようと確認。

 

 

つぎのおはなしは

私も初めて聞く「くじら」というお話をやってみることに。

軽く打ち合わせをして、間をとるタイミングを確認して、

Yumicoさんには物語の中に入り込んでもらうこと。

いつもはピアノに背を向けてお客様のほうを向いてお話しするのですが、

お互いに向き合って、お互いを感じあってやってみようということになりました。

 

そして

 

私は耳から情報を得るタイプなので、いつもは目を閉じて弾くのですが、

なんだかふと、目を開けてみよう、そう思ったのです。

 

今まで自分がこうでなくてはできないと思っていた、そのことを

あえてやってみる、と、どうなるのかを

本当にふと。

 


実はそれがカギでした。

 

Yumicoさんはそれはもう表情豊かに、お話をされていました。

情報をキャッチして、必要な間や、全てを伝えてくれてました。

リラちゃんがくじらと一緒に空を飛ぶ様子を、イキイキと

本当に情景が浮かぶように・・・

 

私は声を聴くと同時に、その人の全身から発せられるエネルギーを

感じ取りました。

呼吸を合わせ、自然に間をとったり、音楽も生き生きと変化してゆきました。

 


目を開けて弾くと入り込めないんではないのかというのは思い込みでした。

エネルギーが交流しあうのを感じました。

 

 

彼女も、それまでの語り方とは違う感じに変化しました。

物語は淡々と、あまり感情的になりすぎずに語るものだという、あくまでもストーリーテリングの形を崩したくなかったのかもですが、その自分の流儀を手放してくださったように思います。

 

彼女との共同作業で、「物語」自体を浮かび上がらせることの手ごたえをつかんだように思います。

 

 

 

自分の固定観念、癖、の外側に一歩踏み出すことをやったのかな、と思います。

 

 

 

「自分を手放すというのは

 簡単なことではない

 

今までの自分を守ること

でもそれでうまくいってないのがわかったときに

変化が訪れるんだ

 

 

その人を見るんだよ

その人と呼吸を合わせるんだよ

 

 

その人との呼吸というのが大事なんだ

 

そういうことを知るのだ

 

 

その人と交流をするということはね

 

その人が最も輝けるということ

その人が出てくる

 

 

その人の中から何が出てくるのかを

 

その人も知らないのだ」

 

byエレイン

 

 

 

一人では変わらなかった、気づけなかったことです。

 

そのあと、Yumicoさんのメッセージピアノを弾かせて頂いたら、わくわくしたインナーチャイルドのゆーちゃんが喜んで飛び出してくるような音でした。

 

一人ひとりの中にある輝く魂を、外に出すお手伝いができたのかな

そんな悦びで満たされ、

私自身も自分の今までのスタイルや、固定概念をとっぱらう機会になり

本当に本当にうれしかったです。

 

この場の流れと、見守ってくれている存在達、そして集まってくれて、それをサポートしてくれたみなさんに感謝いたします。

 

この日の様子、上手く録れていたら、また後日upいたしますね♪

 

いろいろいろ、進化中の慧雨陽子をこれからもよろしくお願いいたします!

 

 

 #インスピアノ#エレインヨーコ#ストーリーテラー#Yumico

 

ハイヤーセルフのメッセージ 「感覚の世界で形作る世界」

2月の誕生日の一週間前からインフルエンザにかかり、相当苦しい一ヶ月でした。
その間に新型コロナウイルスがやってきて、
急速にイベントの中止、旅の予定のキャンセルなど、お仕事や、人々の意識が外側の状況に左右されていくのをみながら、私も自分の内側をたくさん見させられる日々でした。
大浄化月間がこの満月で終了した感じです。

3月11日に弾いたインスピアノです。

https://youtu.be/ULywqZZJAKU

そして、今日の、
ハイヤーセルフ エレインとの対話をそのまま
シェアします。




エレインとつながります

この先の世界について教えてください


☆☆☆


様々なパターンがあるわ
一つは思考の世界

もう一つは感覚の世界

今まであなた方は思考で生きてきて
こうだからこうという概念や価値観に囚われてきました

そのことで、形作ってきた世界が今です

でもこれからは
感覚で形作っていきます

匂い
触覚
イメージ力
何となくの直感

そういうものです
そういうものが形作るので

今までの思考回路に囚われていると
何もできなくなります

遅くなります

その思考の世界だけになります

世界は感覚で動いてます

本当は

だから
そのことがよくわかるようなことにどんどん遭遇するでしょう

何も恐れなく
感情ではなく
感覚を鋭くして

生きていってください

こうだからこうという

自分の経験を、誰かに当てはめたりもいらないし

格言もいらないし

そうだから

いらないの


最先端で生きるとは

あなたのインスピレーションを大切にすることなの

今日行きたいところに行きましょう

#ハイヤーセルフメッセージ#インスピアノ

メッセージピアノ~魂の原風景~

「インスピアノ」「メッセージピアノ」を検証する日々。

 

のまえに、まず、前回書いた不思議な能力を持つ方のことを少し。

 

額の紋章画家

シアさん

https://ameblo.jp/christage/entrylist.html

 

さいころから、二つの目でものを見ていたそうです。

プレアデス人存在としてのシアさんと、地球人の自分。

視えないものを視、感じる能力は時として、周囲の無理解から心を閉ざし、自己否定してしまいます。やはり、ずっと封印していたそうなのですが、ある時から、もったいない!役立てた方がいい。とわかってくれる人が現れ、前に出すようにしたのだそう。

 

「シアの目でみると、魂の原風景がみえるんです。その方の額の部分に」

彼女は私と同じ年くらいの、普通のかわいらしい女性。しかしながら驚くべき能力を持っていました。

額にホログラムのように映像としてみえ、それは色々な魂の情報がまるでQRコードのように含まれているそうです。

今はそれを「額の紋章」として描いているお仕事をしていらっしゃるのですが

宇宙根源からのメッセージを伝えるオテガミ配達人のようなものだとか。。。

そして

「陽子さんのピアノは私の絵を音に変換したもの」と、

はっきりきっぱりおっしゃいました。

 

以下の絵、私も書いていただきました。私、慧雨陽子の額の紋章です。

 

 

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「源より旋律降らし者」

 

 

???へえええ???

なんだかすごそう・・・・とその時は自分にそんなことができるとは思えず、でした。

 

「聴くことで魂の浄化、成長を促し、調整する作用があります。」

「大事にしてください、多くの人が今それを望んでいます」

 

なんだかフラワーエッセンスとか、レメディみたい。

音、光は周波数。エネルギーに働きかけるということも解明されていますので

確かにその人の本質につながることができたらそういうことは可能だと思う。

思うけれど・・・果たして本当に私のこのデタラメが一瞬でその人の魂までつながることができているのか…確信が持てなくて。

私は勝手に指が動くだけで、何もイメージすることはないのです。

自動的に。例えていうなら、自動書記のピアノ版。

でもしかし、試したい。やり続けるしかない。

確信するには、先生がおっしゃったように、人前に出てやるしかないのです。

 

シアさんはかつての自分と同じだと、自信がなかった自分のようだと。

でも最初は少しずつでも、だんだん育っていくのだと教えてくれました。

 

勇気づけられ、

その日からモニターを募ることにしました。

そして一人ひとりがどう感じたのかをお伺いすることで、

私のそれが何なのかを確かめるべく、メッセージピアノを弾いていました。

 

近所の教会を借りたり、ストリートピアノに出かけたり、(この時点ではまだピアノは家になかったです)

新しい街に引っ越してからは、そこが音大のある駅だったこともあり、

散策中に学生さんもよく使うというグランドピアノのある貸しホールをみつけ、

そこで定期的に会を開いたり。

 

また、座間神社のコンサートに来てくださった方が主宰する「スピリットダンス」という自由に音楽に合わせて踊る会に、弾かせてもらいに行ったりしました。

ダンスの後は心身ともに解放が起きているのか、自然に受け入れてくださる人が多かったです。

私自身も踊ることで、クリアないい状態になっていました。

やればやるほど、受け取った方がこちらも驚くような感想を教えてくださいました。

 

 

そうこうしているうちに、映画の上映会で知り合った方にお家に眠るピアノを譲っていただくことができ、自宅でも個人セッションを始めました。

 

1月現在、延べ130名の方にメッセージピアノを届けることができました。

ザックリとまとめるとこの3つに分けられます。

 

 

・その時に必要なメッセージが来る(思い浮かぶ)

 

自分も忘れていたような感情が浮かび上がってきて、涙と共に浄化される

 

色や形などの映像が浮かび、自己が強く肯定される

 

 

共通するのは、「自己肯定感」でした。

そしてご自分の音はとっても深い部分に響くらしく

美しい!そうおっしゃいます。これは私だ。本来の私だ。

言葉にはならない情報が音によってもたらされるようで

お顔つきが全く変わり晴れやかに帰って行かれるなど、

意識の変化を感じます。

 

 メッセージピアノを届けることができたお一人お一人の方の

魂の美しさに私もその都度感動させて頂くのです。

 

そしてやりながら、いろいろなことを試しつつ

インスピアノがどういうものなのか、検証し続けています。

 

それはまた別の機会に書きます。

 

 

 

 

 

 

桃初笑(ももはじめてさく)。私のはじまりの日のこと。

旧暦の元旦の今日、ずっとできなかった覚悟を書き記したいと思います。

 

インスピアノを世に出すんだと、決めて明言したのが2年前の立春でした。

 

そして、色々なことがあり、昨年2019年の3月11日に座間神社で初めてソロコンサートをしました。

暦によると、七十二候の、「桃初笑(ももはじめてさく)」という日でした。

 

ジャズピアニストの師が私のインスピアノについて

「私陽子さんのインスピアノ好きだよ」

「あなたに足りないのは確信だけ!、人前に出ることでしかそれは積みあがらない」「とにかくやりたいと思ったことが正解、それ以外他になにかある?」

と、背中を押していただいたおかげです。

コードを勉強しに来たのに、かえってその勉強をすることが私のインスピアノの自由さを妨げてしまうんではないかと、とても大切にしてくださって、あえてコードを教えることよりも、自分の「あり方」についてのお話、そしてその音の秘密についてのエキスを教えてくださった先生に本当に感謝してもしつくせません。

 

そして一緒にはじまりを経験してくれた友人の存在。

 

美大を出て、広告業界で絵コンテ制作のお仕事を長年やってきたけれど、

自分の中から湧き上がる表現をするということをしてこなかった・・・そうひしひしとじわじわと何かを感じていた彼女が、私の音を聴いて、感じ取ったものを絵に描いて

とても素敵なポスター、チラシを作ってくれました。

当日も、インスタレーションとして、自分のやりたい表現の作品で会場を飾ってくれたEちゃん。本当にありがとう。彼女とのご縁も不思議。

昨年座間に住んでいた時に、観に行った映画上映会で、春から住むことになる街に住んでいる夫婦と知り合ったのです。まるで未来からの使者のよう。

 

 

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雫石の経木で作ったアートを会場の座間神社のホールに飾りました。



集まってくれたご縁のある方々、に温かい場を作っていただいて、本当に感謝しています。

 

はじめて人前で40分も演奏するなんてことは全く初めてだったのですが

会場準備を手伝ってくださった、率直なお人柄のEちゃんの旦那さまが「全く飽きなかった!」とおっしゃってくださって、なんともうれしかったです。

 

今思えば、とっても稚拙な演奏だったと思います(-_-;)

でもなぜか堂々と、しっかりつながって弾くことができましたのも不思議でした。

水の流れを感じるという感想が多かったのは、そこが水にいわれがあり、御神水が湧いており、そのお水をいただきに来ていたという御縁だったからでしょうね。

 

2時46分には祈りの時間を持てました。この日を選んだもう一つの理由が3月11という日だったということ。

2時からスタートし、46分にはベルを鳴らしてくださいと頼んでおいたのですが、自然に静かになりました。一人ひとりが心の中の大事な、失われた人との時間や思いをあたたかな意識に変えるような音が出ました。

岩手雫石で出逢った、東京に住む80代の男性も来てくださったのですが、

その方も奥様をなくされて今は一人暮らし。

「思いのほかさわやかな時間だった」と言ってくださって、よかったなあと。

私は岩手とやはりつながっているなあ・・・

 

こんな不思議なこともありました。

このポスターをあるお店にもっていったあと、その店は家から遠く離れていたのですけど、座間に住む人がそのあと数日たって来店し、ピンポイントでお知らせをする感じになりました。少し心の病があり、しばらく音を聴きたいと思えずラジオも聴かぬまま、10年近くたったというその方が、なぜかここには来てみようと思ってくださり、

最初はマスクで顔を隠す感じだったのですが、帰り際に

「美しい景色を見させていただけました。」と芳名帳に書いていってくださり・・・

その後、メッセージピアノの最初のお客様になってくださいました。

あれ以来おっこちることがあっても、そのボトムが上がったとおっしゃってくださいました。

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はじめてのメッセージピアノのお客様からこんなカードをいただきました

メッセージピアノと、今呼んでいるのですが、この3月11日のコンサートに最後に手をあげてくださった4名の方に、その方を感じ取って曲を弾きました。

友達では試したことがあったので、できるのはわかっていたのですが、

知らない人でも大丈夫なのか、この日初めてのチャレンジでした。

 

それが、ある方は、お花畑を意気揚々と歩くような音、また別の方は、川のせせらぎ、キラキラ光る光の音、また、大地をしっかり感じさせるような音、そして壮大な物語の絵巻物のような音・・・・

こんなに個性があるのかというくらい、別物なのでした。

 

その中のお一人が見えないものを視ることのできる方で、私の演奏中何が視えていたのかをお話してくださいました。

 

虹色の光が雨のように降り注ぐ・・・

そういう世界だったそうです。

 

メッセージピアノの時はその方とつながった手から、

その方のオーラというかその方の光の色が、私のほうに伝わり、胸のあたりで宝珠のようにずっと浮かんでいて、ピアノを弾くとその光る色がまたその方のほうへ、そうやって循環していたそうです。

 

 

私もみてみたい。

でもずっと目を閉じている。

けれど指が勝手に動き、心が動きます。

 

慧雨という字を当てたのは間違ってなかった・・・

そうおもいました。

天から降り注ぐ叡智の光をイメージしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

はじまりの日に向けて

「はじまりの日」にようこそ。

 

はじまりに関わることがとてもうれしいです。

 

私の中にある強いものが何なのかを知りたくて、色々なことをしてきましたが、やっと見つけたと思ったのは、自分の本当の声を知ったときでした。

外側からのこうすべきや、期待されていることから関係なく自由に、私の中の本当の声が教えてくれました。

 

そして今、インスピアノという新しい音楽をやっています。

 

はじまりには2種類あります。

人生の中で何度か迎えるだろう結婚や出産、新しい仕事などの節目。

そういう時にも新しい時分、未知なる自分が待っています。

そして、

19日は「自分自身の本来の魂の輝きを取り戻す日」としての「はじまりの日」です。

 

思い出すといってもいいかもしれません。

 

新たなる気づき、新たなるはじまりは、

自分で決めることが大切です。

 

そしてサポートも必要。

私のインスピアノという周波数とmariさんが導く本来の声による自分自身の気づき。

 

今日という日に集まれることになったみなさんへ、

全ての存在達が祝福し、サポートしてくれます。

 

自由ということには少し勇気、恐れ、がつきものですが

それを越えて、自分を表現する、自分をクリエイトする機会をぜひ楽しんでみてください。

 

はじまりの日がよい日になりますように。

 

                            慧雨より

 

 

こちらははじめて、自分のメッセージピアノと共に踊ってくれたkyokoさんです。

フラをされていたのですが、本来曲に合わせて型、振り付けが決まっているフラを、即興でこのようにおどられたというのが、驚き。素晴らしいです。女神さまみたい。

その後、本格的にkyokoさんのフラの活動を始められたとのこと。

 


Inspiano ×dance(improvisation)

 

今回一緒にボイスヒーリングをはじめることにコミットした、mariちゃんの「はじまりの日」について書かれたブログです。

詳細はこちらからどうぞ。

 https://hajimari-oto.hatenablog.jp/entry/2019/12/08/140854?fbclid=IwAR2jUI1toU6DlCwGkRBlrxpViDhOlT9TuqL_QeB6uoKMJOTU94bf1Ztl_oA

実家にて

先日田舎に帰省した折のことを書いておこうと思う。

あまりインスピアノとは関係ないようにも思うけれど、どこかでつながってくるような気がするので。

 

実家には認知症を患っている母を一人で看ている父。84歳。趣味で絵を描いている。

母の認知の症状は進み、徘徊など、目が離せない。日常の家事もほとんどが父がするようになっていた。

最近は一人で着替えもしてくれなくなってしまって、下の世話を含め、お風呂も入らせるのがしんどくなっている。

 

ほとほと疲れながら、デイサービスに週2回ようやく通わせることに了承。しかしグループホームや入居施設に入れるのを嫌がり、なんとか自分一人で母の面倒を見ながら頑張るんだとガンバっている。しかし、趣味の絵もかなり本格的に続けており、たまに展覧会などがあると、搬入搬出、当番などで一日かかることもあるので、ショートステイを利用するようになったり、少しずつ介護サービスに頼るようになってきた。

 

最近母はお昼寝をするようになり、昼夜逆転の生活になり、夜の徘徊が始まってしまった。深夜、牛丼屋のところで発見されたり、ものすごく遠いところまで歩いて行って、おまわりさんのお世話になったことも幾度かあったらしい。

もう夜の徘徊ともなると生命の危機なので、さすがに遠く離れているこどもたちも、連絡を取り合って、兄二人と私だが、ケアマネさんと話し合いを共有したりして、鍵を付け替えたり、色々な方法を模索しつつ、できるだけ父の想いを尊重しながらも、見守る形で今に至っている。

兄は車で10分くらいのところに住むのだが、仕事とかでなかなか帰ることができずにいる。

それも父親のいこじで頑なな性格により、そうなってしまっているのだというのが本当のところ。義姉もなかなか性格が合わずによりつけない状況なのだ。

私自身も今現在は東京に住んでいるので、たまに帰っているが、正直なところ3泊もすればもう心身がへとへとになる。だから2カ月に一度がせいぜいだ。

 

父親のことを見ていると、「もっとこうしたらいいのに、なんでそんなふうに接するの」「相手は認知症なんだよ、なぜわからないの」が出てくる。しんどくなる。

接すると父の「こうあらねば」が出てきて、お互いにぶつかりあう。

よく、身近な相手は鏡だというけれど、そのとおりで、自分の中のエゴとやらとも向き合うことになる。

まるで毎回毎回が魂修行のような帰省なのだった。

 

そして今回は夜なかまでなかなか寝ずに、リビングに来ようとする母を、パンを食べさせておなか一杯にして寝かせつけているという安易な父のやり方に怒りを覚えた私。

身体はどんどん太っていくし、不健康だ。ズボンのゴムがきつい。かわいそう。

一緒の時間に寝ればいいのに、自己中心的に絵を描いたり日記を書いたりと、自分のペースを崩そうとしないからなのだ。そして、些細なことで声を荒げ、手をあげたりする父を今回みて、さすがに体の奥が震えるくらいにやばい!と思ってしまった。母が犠牲になっている!!

 

あの日も、いったん寝た後、母は何もわからない顔で無垢なまま、にこにこして夜11時過ぎになってリビングに降りてきた。

私はその場で、下っ腹に力を入れてにじにじと上に戻した。顔では笑顔を作りながら「もう寝ようね。大丈夫だから。お父さんもすぐ行くからね。」と言いながら。

私は絶対にここを通しません!という強いものがあったと思う。

 

母は静かになって上の寝室に上がっていき、もう降りてはこなかった。

そのとき私の顔を見て一言こうつぶやいた。

 

「こわいよ」

 

その言葉にハッとした。

 

・・・

 

暴言や手をあげることも、辛い思いをさせるけれど、

どうしていいのかよくわかっていない母にとっては、

どんな対応も、やりたいことではないことを無理強いすることは「こわい」ものであるということ。

 

 

やりたいと本心から思わないことをやらされるということは

こわいことなんだ。

母にまた教えられた。

主治医の先生の言葉が思い出された。母は割といつもヘラヘラといった感じで笑っているのだが、恐怖、戸惑い、不安の表れなんだということ。 

 

 そして、このことは父にとっての怖さとも重なるような気がした。

 

自分が面倒を見るんだ!介護サービスに任せることなんてできない。

そういう思いでいる父にとっても

たまに帰ってきた娘が、自分の正しいと思っているやり方にケチをつけて、娘の正しさを押し付けられるということ、それをやりなさいと強制されるようなことはある意味やりたくないことをやらされるのはいやだという「こわい」ことを拒否することなのだ。

だからいつも喧嘩する。自分のやり方を誰にも変えさせないように、文句をいわせないようにする。

 

頑なな心でそれでも頑張って一人母と暮らしている。しかも自分のやりたいこともちゃんとやり、バランスをとりながら、自分らしさを失わずに。

その父の心を

ぜんぜん、わかってなかったな。

自分が良かれと思うことをやることの相手に与える悪影響。

家族は合わせ鏡。

 

とにかく今回は「こわいよ」という母の一言で

いろいろと考えさせられた。

 

私はこうであるということを明確にする

相手との合意の上で何かをするのはいいが

やりたいとおもうことじゃないことを相手に強要しない

 

とっても当たり前のことを教えてもらった。

 

 

やりたくないのにやらされている

そういうことって小さいころからたくさんあったと思う。

 

食べたくないのに食べさせられたり、おけいこだったり、勉強だったり、

いやいやながら何かをやるということが日常だったりすると、

そんなことをいやというのは「悪い子」とみなされ、ダメだから

やりたくなくてもやらなければいけない、とか

そういう風に育つ。

とくにわたしなぞは両親ともに教師の家庭だったので、学校でも家でもそうだった。

 

やりたいことを尊重されるということがほとんどなかった。

やりたくないことだらけだった。

大人がやってほしいという期待に応える癖ばかりがついたので

本当の自分の望みが何なのかわからなくなっていった。

 

人にはやりたいことがある。

それはそれぞれちがうんだ。

それをただひたすらにやること。

 

そんなことをインスピアノで色々試したいんだと思う。

やりたいときにやりたいように弾くインスピアノが私の心を癒してくれるのは

そういうわけだ。

 

 あ、インスピアノとつながった。よかった。

 

 

 

 

 

 

 

ほんとうのこころへ

わかってない

なにもわかってない

でもいいんだ

わからなくても
すすめばいい

はらにきけ

わからなくなったらはらにきけ

見知らぬ人の前で たくさんの人の前で
演奏していくこと

私の使命はなんだ

インスピアノを通して何してるの

みんなが自分の中心とつながって
生きていくことで光を増やす

 
自分の中心とつながる姿をさらしてゆく

自分の中心とつながるのは
私の場合は音と言葉

メッセージ


自分が発せられるメッセージ

本当のことを

本当のことを


今、自分が感じている音しか鳴らせない
嘘がつけないのだ


弾きたくないものは弾けない

弾きたいものしかひけない

季節の移り変わりや
今日の出来事や
そんなことでも揺れるこころ

自分の気持ちに素直になること
自分が感じてることをただそうだなぁと感じること 

私はこんなふうに感じています

音にして

それを言葉に表すように
奏でる

思ったことを
なんの作為も加えずに

たとえば
うまい言葉で飾ろうとしたり
 
さんざんやってきたでしょう
加工された何か 


ブランディングとか、
コーティングとか


気持ちをさとられまいとしたり
自分にダメ出しして
ホントの自分なんてだめだって
鍵をかけている

 
だからますます
わからなくなる
自分もわからなくなる

ガードして
そのやわらかな心をこれ以上傷つけられまいと
護ってる

鈍感になることで
強がることで
支配的になることで

心を守ってるんだ

私のピアノは本当の心に行く
直接のアクセスキー

飛び込んでいく

準備が整っている人が
受け取る


自分と対話できてる人は必要ない

自分との対話を拒否ってる人は
入っていかない

自分との対話をするのは

本を読むのでも
仕事をするのでも

本心を
ちゃんと
大切にすることを


でも、たまに忘れる
人間は余裕を失うときがある

そんなとき

自分とつながれるツールがあればいい

私にとってはそれがピアノとことばだったから


今までこうやって生きてこれたんだ!

忙しいときこそ

好きなことをして

感覚を開いて

自分が何を感じてるのかを知ろう

私は、多くの人が、心を閉じ込めないで
開放されて、自由になることを望みます。
そのためにピアノをひいていきます。
人を助けるために弾きます。
そう、意図します。

世界中の人に届けます

このことを使って

たくさんの人がより

自由にそのひとらしく
本当の心で生きていけるように